トレーサビリティ
トレーサビリティについて
お客様が商品を購入する際に、「安心して購入出来る保証が欲しい。企業の品質システムを確認できる方法があれば便利だ」と考えられた結果誕生したのが、国際的な品質保証規格ISOです。その要求事項のなかに、7.6「監視機器及び測定機器の管理」と言う項目があります。7.6 a)「定められた間隔又は使用前に、国際又は国家計量標準にトレース可能な計量基準に照らして校正又は検証する。そのような標準が存在しない場合には校正又は検証に用いた基準を記録する。」とあります。
当社独自の校正方法によるトレーサビリティ書類を発行いたします。
コンベックス、巻尺のトレーサビリティ書類一式(校正証明書)の
申込・費用・納期等につきましては、最寄の販売店(購入店・取引先)までお問合せください。
トレーサブル商品のご依頼について
発行対象機種
- コンベックス、鋼製巻尺、繊維製巻尺
- デジタル長さ計(デジボーマークⅡ、デジボーS等)、JIS規格外製品=※当社独自の校正方法による証明書を発行いたします
※レーザー距離計の校正サービスは2009年1月をもって終了いたしました。
発行書類
- (1)試験(校正)証明書
指定された製品1個に対して、JIS規格(JIS B7512、JIS B7522)に規定する試験方法により、当社標準巻尺を参照して長さの測定を行います。
JIS規格品についてはJNLA標章付の試験証明書を発行いたします。
- (2)トレーサビリティ書類一式
トレーサビリティ証明書
使用した標準器が国家標準とトレーサブルであることを証明します。
標準巻尺校正証明書(JCSS)の写し
認定事業者(JQA標準尺)とトレーサブルな関係であることを証明した校正証明書の添付を行います。
トレーサビリティ体系図
当社の長さのトレーサビリティを示した体系図を発行します。
固有器物番号を表示した製品に試験証明書、トレーサビリティ書類一式をつけることにより、長さの国家基準とトレーサブルであることを証明します。
※(2)につきましては、お客様からのご依頼により発行いたします。
トレーサビリティ体系図
長さの国際標準とのトレーサブルな体系は以下の様になっています。
コンベックス、巻尺のトレーサビリティ書類一式(校正証明書)の
申込・費用・納期等につきましては、最寄の販売店(購入店・取引先)までお問合せください。
JNLA試験所認定取得のお知らせ
ムラテックKDS株式会社(品質保証部)は2012年3月2日に「JNLA登録試験事業者」として認められました。
今後、コンベックスや巻尺のJIS規格製品の試験結果には、これまでのトレーサビリティ書類一式に代わり、最も高い客観的信頼性があることを表明する「JNLA」の標章がついた試験証明書を発行することができます。